腕時計って、いっぱい種類があって悩むものです。
趣味で腕時計を選んでいる人は、どうぞゆっくり選んでください。
あまり時間的にも、金銭的にも余裕がなく、無駄な買い物をしたくないという方に
私の最近の時計選びの中で、至った結論をお伝えしたいと思います。
時計はまず精度
時間が正確でなければ、大事な用事に遅れたりして大変な損害を生じる可能性があります。
国産有名ブランドのクォ-ツを選んでおけば間違いないでしょう。
日本で企画されたと思われるメーカーでも、あまりに安いマイナーメーカー品は
お勧めできません。
私は購入して一週間で15分遅れたことがあります。
また、電波時計は一見正確そうですが、電波の受信状況によっては勝手に時間が
狂ってしまうなど、私の経験では問題がある機種が多く、使えないと考えています。
アナログかデジタルか
例えば、時計の付いていないバイクで移動する時なんかは、デジタル時計では一瞬で
時間を把握することが難しく、画面を凝視する必要があり危険です。
一瞬の視線移動で時間を把握しなければいけないケースが多い人は
アナログもしくはアナログ+デジタルタイプを選んだ方が良いでしょう。
防水性能
海に潜ったりしてハードに使う人でなければ20気圧防水までは
不要と思いますが、シャワーやお風呂も安心して入りたい人、仕事でハードに汚れる人は
不安なく水洗いができるように5気圧防水(日常生活強化防水)を選んでおけば大丈夫でしょう。
20気圧防水を選んでも良いですが、重く分厚くなります。
洗浄の簡便さを考えると、ゴムバンドが一番です。
重さ
人によって心地よい重さは異なりますが、自分にとって重すぎる時計は疲労の元です。
軽くて存在感が薄い位の方が余計なストレスが無くて良いと思います。
でも、軽い筋トレのつもりで重い時計を付けるのなら有りかと思います。
故障しずらさ
これも、精度と同じく国産有名ブランドのクォ-ツを選んでおけば間違いないでしょう。
日常生活で使う分には、Gショックのような耐衝撃対策済みと謳っているものまでは不要と
思います。
強いて言えば、アナログとデジタルを比べると、可動機械部品が少ない分だけデジタルの方が
有利だとされているようです。
メンテナンスは簡単か
風防
腕時計の盤面を保護している透明なカバー、風防と呼ばれるパーツですが
プラスティック系素材のものと、ガラス系素材のものがあります。
プラスティック系素材(樹脂ガラス)は安価な製品に多く、価格があがるにつれて、
ガラス(ミネラルガラス)やよりグレードの高い傷つきにくいガラス(サファイアガラス等)
を使用している製品も多くなります。
傷が付きづらいのはガラス系素材ですが、重くなります。通常の使用状況では少ないですが
強くぶつけると割れる可能性もあります。
プラスティック系素材は割れることはありませんが、気にせず使っていると結構傷だらけに
なることもあります。
気になる方は液晶画面保護用のフィルムを貼って保護するという方法もあります。
バンド
代表的な素材は、メタル、皮、布、ウレタンですが
耐久性はメタルが一番です。
洗浄を前提に考えると、次にウレタン、布、皮の順番でしょうか。
清潔を保つと言う意味では、皮バンドは手入れを怠るとカビが生える場合もありますし、
布バンドも洗浄はやや手間です。
ウレタンは保管状況にもよりますが、数年で切れてしまうことがあります。
バンドは汎用品と交換することも可能ですので、使い方によって敢えて交換するのも
良いでしょう。