魚は毎日がおもしろく無いのか?

「毎日がおもしろく無い」

良く聞く話ですね。

でも、本来、生き物って、食べて・排泄して・寝ることが基本の生活サイクルですから

そこに「おもしろい」っていう要素は無くても生きられる筈なんですよね。

例えば、魚を観察していると、泳ぐ、エサを探して食べる、隠れる、寝る という

サイクルを繰り返しているだけのように見えます。

少なくとも、人間の世界にあるような娯楽は水中には見つけることはできません。

他の動物でも、大きな違いは無いでしょう。

人間でも、現在のような多くの娯楽が生み出される前には、

食料を得る為に奔走する毎日で、農耕により食料がある程度安定して得られるように

なってことで現在のような多様な文化が形成されることに繋がったとされています。

生き方が多様化するということは、選択肢が多くなるということであり

それは、つまるところ迷いを生み出す事にもつながります。

仕事・娯楽・日常生活に関わる多くに関して、膨大な選択を私たちは

行っています。

選択できること自体は良いことなのですが、

「選択が間違っているのでは?」という後悔や迷いは、私たちのエネルギーの方向性を

ブレさせてしまいます。

多くの人がお気付きと思いますが、人生における仕事や日常生活は

片手間に・ついでに・適当にやって何とかなることは多くありません。

常に全力投球とは言いませんが、余分な力を抜いて、

自分が現時点で出せる最善のパフォーマンスを出さないとクリアできない事が

多いのではないでしょうか。

全力で取り組めば結果や成果が出せる仕事でも、迷いながら取り組んでいたら

とても成果は望めないという意味です。

仕事で結果を出して褒められたらうれしくなりますし

評価されて給与が上がったり、昇進したらうれしい人が多いでしょう。

迷うのは、自分の能力を試し、発揮してからでも遅くないと思います。

一度選択したら変更したらいけないという意味では無く、

選択した道に、全力で取り組むことは、結果として、見切りを付けるか否か

早く判断ができることにもつながります。

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