リーズナブルな生分解ワーム

京阪神以外から琵琶湖へ来られる方はご存じないかもしれませんが

琵琶湖の水は、水道用水として、滋賀県を含め、京都府、大阪府、兵庫県でも利用され、

近畿圏の約1,400万人が利用する貴重な水資源となっています。

滋賀県では減農薬によるコメ栽培やせっけん運動など、琵琶湖の水を守る取り組みがなされています。

環境浄化に取り組んでいる琵琶湖において、湖を汚すのは生活排水からの合成洗剤やボートのエンジンから出る排気ガス・オイル等、様々なものがありますが

バスアングラーが出すゴミも問題となっています。

もちろんバス釣りだけでなく、コイ釣りに使う大量のエサも問題でしょう。

しかし、バス釣りで使うルアー、特にワームは多くの製品が可塑剤を含んだ軟質プラスティックであり、湖底に溜まり続ける為、湖岸にワームが打ち寄せられると非難の対象になりやすいのが特徴です。

生分解性の高いワームも増えてはいますが、未だ生分解性を考慮していないワームも多いのが

現状です。

生分解性ワームは価格も高い傾向があり、普及率が上がらない一因でもあると言えるでしょう。

また、プロアングラーが「このワームは釣れる」と紹介したり、トーナメントで好成績を記録すると当然ながら売れるわけです。

日本のトップカテゴリーでは一定の生分解性が確保された製品でないと試合で使えないとなって久しいですが、それでも生分解性を考慮していないワームは多く存在します。

昔から定番とされるワームは生分解性に配慮していないものも多いにも関わらず

釣れるから生き残っています。

いや、安いから思い切った使用方法がとれる、使用頻度があがるというのも

釣れる要因かもしれません。

結局、いくら生分解で自然にやさしくても、高いワームなんて、ひっかかるのがわかっている場所では使えないと言う人もおられるかもしれませんが

生分解でも安いワームはあるということをこれからお伝えします。

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