エサ釣りか ルアー釣りか

エサ釣りとルアー釣り(またはフライ・毛バリ含む)、両方する人もおられるでしょうし

エサは手が汚れるし、ルアー釣りしかしないなど、色んな方がおられるでしょう。

エサ釣りとルアー釣りの違いについて考えてみました。

エサ釣りの特徴

・虫、魚、魚の卵、肉、練り製品、練り餌などを魚のエサとして使う。

・エサを針に付けて待っていれば魚が寄ってくる。(動かす方が有効な場合も)

・臭いや味により広範囲の魚を寄せることができる。

・強い臭いが手に付くと洗っても中々取れない場合もある。

・釣りをする都度、新鮮なエサを確保・準備する必要がある。

・エサによって環境を汚染する可能性がある。

・しかけを沈める・飛ばす為の重りに鉛が使われていることが多く、

環境を汚染する可能性がある。

・何となくおじさんの趣味とみられる場合もある。

ルアー釣りの特徴

・鉄板や針金、軟質プラスティック、硬質プラスティック、木などを使用。

・臭いや動きが無いので、釣り人が動きを付ける必要があるものが多い。

中には動かさずに風や水の流れで魚を誘う物もある。

(ソフトプラスティックを使用したものの中には、人工的、あるいは天然原料を使用して

臭いや味を添加した製品もある。)

・金属や貝、ラメの光沢により光で魚を引き寄せることができる。

・金属の接触音、プラスティックの空洞内に金属製やゴム製のボールを入れるなどして

音を出し、魚を引き寄せることができる。

・エサの様に鮮度を気にする必要がなく、事前に準備することができる。

・ルアー自体が高価であることが多い。

・形状や色に様々なバリエーションが多く、コレクション的な魅力もある。

・軟質プラスティックは腐らない為に、湖底に大量に堆積するなど環境問題となっている。

軟質プラスティックの可塑剤として使用されている物質は環境ホルモン物質の疑いがある。

(近年否定されているが人体に全く害が無いと証明された訳ではない)

・ルアーの一部には、鉛を使った製品があり、環境を汚染する可能性がある。

・特にバスフィッシング用のルアーは使用する針が巨大であり、トリプルフックを多用する

ことから、釣り人側の不注意によるケガや、環境中に引っかけて残ってしまった為に

漁師などが大ケガをする場合もある。魚の与えるダメージも大きい。

・エサのように臭いや生き物を使わないことから、「スポーツフィッシング」として

若者や女性に非常に人気が高かった時期があった。

現在は下火だが、エサ釣りと比較すると年齢層は低いと思われる。

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