近年運動不足というか、運動しなければいけない理由を見つけるのが難しかったので
通勤の道中や職場で歩く位で、ほとんど運動らしい運動をしてこなかった。
元々食べすぎるとおなかを下すことが多かったので、運動しないからといって太るようなこともなく、筋肉は落ちて行くので却って外見上は痩せて見える位だったが
何をするにも体がだるいというか、力が無いのを痛感していた。
少し考えもあって、以前は良く行っていた釣りも行かないし、写真やビデオを撮りに行くこともしていなかったので、休日はなんとなくアマゾンプライムビデオを見て過ごしていた。
そんな時、昔聞いていた、佐野元春で検索をかけると出てきた
「SPEC」というテレビドラマ・映画を見てみた。
(昔にタイトルは聞いたことはあったが、当時はドラマとかに興味がなかった)
佐野元春は博士役でちょろっと出ていただけだったけど、
何故だかわからないが、主役の加勢亮さんに惹かれてしまった。
名前はほとんど知らなったが、少し前にこれもアマゾンプライムで見た映画、
「はじまりの道」で、若き日の木下恵介監督を演じていたのが加勢亮さんであった。
「SPEC」の加勢亮さんはご存じの通り、SIT(SAT)出身という設定であり
6ミリの坊主頭で出演されていた(正確には頭の部位でミリ数を変更しているらしい)
姿を見て、「坊主頭ってかっこいいやん」と思った。
実際は、加勢亮さんの坊主頭がかっこいいですけどね。
ということで、職場的にはどうなんかな?と半月くらい悩んだあげく、散髪屋で同じく6ミリカットにしてもらった。
高校生の頃以来の坊主頭デビューには少しばかり勇気も要したが
スポーツ刈りは何か中途半端に思えて出来なかった。
実際6ミリカットにしてもらうと、あまり違和感もなく
少なくとも怖い感じにはならなかったので良かったと感じている。
で、ここから本題ですが
自分が坊主頭になると、坊主頭に親近感が湧いてしまうのか
以前に途中まで見て止めた「ワイルドスピード」に出演している
ヴィン・ディーゼルが気になってしまい、ワイルドスピードを第1作から見始めてしまった。
ヴィン・ディーゼルというと、筋肉が印象的であり
別にヴィン・ディーゼルに憧れる訳ではないものの、
筋トレ(腕立て伏せ・握力トレーニング)を開始して現在に至っており、
3日坊主で終わることなく続けられている。
これがアーノルド・シュワルツェネガーを映画で見ても筋トレをしているかというと
していないと思われる。
おそらく、坊主頭にするという自分の決断の前後にかっこいいと思った存在があり、
そのストーリーの中に自分から入り込んでいる状態である為
私にとって筋力トレーニングは映画のストーリーと現実をつなぐツールとなっているようにも
思えるし、休むと「なんか違う」感じがして休むことができない。
平たく表現すれば、登場人物になりきっている、ヒーローになりきって喜んでいる子供のよう
な感じもするけれど、
結果としてトレーニングが続けられているならそれでも良いと考えている。