筋トレと地震

「筋トレと地震」って、変なタイトルですが、

私は、6月18日の大阪府北部地震の約10日位前から筋トレを始めました。

ただ単に運動不足、筋力不足を痛感していたのでという理由です。

学生の頃や就職してしばらくは腕立て伏せや握力トレーニングなどに取り組んでいましたが

仕事が特に力仕事でもなく、特にパワーがなくても困らないしという感じで

すっかり筋トレからは遠ざかっていました。

実は私の腕は運動不足が祟ったのか、8kgのポータブルバッテリーを

持ち運ぶにも嫌気がさしてしまう位、力が無くなっていましたし

仕事で資料のファイルを出し入れしていても、パソコンのキーを打っていても

すぐに腕がだるくなってきてしまい、作業を中断するという有様でした。

6月18日、大阪府北部地震で高槻に在住している知人が被災し、

水やガスが止まってしまった為、急遽私が買い出しに出かけることになりました。

6月18日地震当日の昼ごろでしたが、ドラッグストアの箱売りペットボトルはすでに

売り切れの為、バラのペットボトルや食品を買い物かごに詰め込みます。

相当な重さになっていた筈ですが、筋トレで筋肉が目覚めかけていた私の腕や指は

細い買い物かごの持ち手にも苦痛を感じることなく、快適に買い物を行うことができました。

もちろん非常時で火事場のなんとやらも幾分働いたのかもしれませんし、

たった10日間の筋トレで筋肉が十分に発達することは難しいかもしれませんが

10日間であっても、筋肉に刺激を与えることで、「これから負荷を与えるよ」と

筋肉に働く準備をしてもらう習慣をつけられたことは幸運でした。

私の住んでいる地域でも、6月18日は震度5が記録されており

自宅用の水の購入や家具の転倒防止対策等、久々に力仕事が続きましたが

全く筋肉痛が生じることなく現在に至っています。

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