本日、大阪市住之江区でブロック塀を削り取る作業をしていた建設作業員が
崩れたブロック塀が頭部に当たって死亡、
作業員はヘルメットをしていなかったことが判明している。
このような事故は建設作業員以外には無縁かというと、そうではない。
歩道を歩いていても、
道路を猛スピードで走る車が落ちている石を跳ね上げるかもしれない。
トラックなら石を落とすかも知れない。
小石でも手足に当たるならまだしも、頭や顔、特に目に当たると
失明につながる可能性もある。
かと言って、近くを車が通る度に、石が飛んで来ないだろうかと
身構えるのも現実的ではない。
こんな時に、少しでも頭や目を守ってくれるのは、帽子やメガネである。
帽子は布であってもショックを和らげてくれるし、
インナーヘルメットと呼ばれるプラスティック製の簡易保護帽を中に入れると
より安全性は高くなる。
メガネはガラスよりもプラスティック製の物であれば
かんたんに割れること無く、小さな石の直撃を防ぐことが出来る。
裸眼やコンタクトレンズを使用されている方は、ブルーライトカットメガネや
花粉防護メガネなど、紫外線カットも兼ねて使用されたら良いと思われる。
これらの対策は、災害時にも有効であり、決して無駄にはならないので
是非備えておいて頂きたい。
自己責任なので私は要らないと言われる方もおられるかもしれないが
ケガをしたら、救助する人が必要になるということを忘れないで頂きたい。
また、あなたが要救助者となると、あなたが救えたかもしれない、あなたの大事な人を
救えなくなるかもしれないということも忘れないで頂きたい。