私はすごい!あなたもすごい!

自分を奮い立たせる言葉は色々ありますが、

苫米地英人氏の「アイム グッド」はもっともわかりやすく、力になる言葉です。

「I am  good 」=「私はすごい」という意味です。

私たちは、日頃何か失敗すると、「なんて自分はダメなんだ」と考えがちです。

でも、「私」や「あなた」は唯一無二の存在です。

自分で自分を信じなければ、私やあなたの人生は何も始まりません。

もし失敗してしまっても「オレらしくない」と、失敗の原因を分析し

次に失敗しなければ良いんです。

で、少しでも良いことや、うまく行ったことがあれば

「オレはすごい(アイム グッド)」と唱えます。

それが日常生活の、一見たわいも無いと思えるような出来事でも、

「アイム グッド」と、きっちり評価してあげることが大事です。

何故かと言うと、日常生活が当たり前のように過ごせているということは

当たり前だと私たちが過小評価しているだけで、本当は当たり前ではないんです。

私たちが平和な国に生まれるという幸運に恵まれ、

日常生活が行えるだけの健康な体を維持できる生命力、

生活水準を維持できる経済力・労働力を持っていることは

当たり前ではありません。

私やあなたは生まれてから今まで、常に判断を迫られて生きています。

過去のある時点で、右へ進んだあなたが、もし左へ進むことを選択していたら

事故に遭って死んでいたかもしれません。

実際は「過去の時点で、もし・だったら」という仮定を完全に再現することはできません。

しかし、だからこそ、私やあなたの現在は過去にあなたが最良の選択を行った結果なのです。

そして、私やあなたは、さらに自分の目標に向かって邁進することができます。

少しでも目標に近づいたと思ったら、自分が頑張っているなと思えたら

「私はすごい」と、自分で自分を評価してあげましょう。

もし、「あ、失敗した」と思ったら、「私らしくない」と切り替えて

自分を責めることなく、再び目標に向かえば良いんです。

自分のことが「すごい」と肯定して評価することが出来れば、いづれ

あなたの周りの他人のことも「すごい」と肯定して評価できるようになります。

自分を肯定することは、自分の人生を肯定することです。

自分の人生を肯定できれば、人生における登場人物である「他人」も、

実は自分が作り出していることに気付くでしょう。

他人は単独では絶対に存在しません。

他人どころか、私やあなたをとりまく世界でさえ、

私やあなたが認識しているから存在しているに過ぎません。

私とあなたにとって、「世界観」は違う筈です。

親や先生による教育、付き合いのあった他人や置かれてきた環境によって

「世界」に対する知識は異なります。

どの「世界」が正しいとかではなく、どの側面を認識し、どの側面を認識していないかに

よって「世界観」「人生観」は違うものになるでしょう。

「自分の世界」と「他人の世界」が交錯するところにエネルギーが生まれ、

新しい世界を作りだします。

しかし、一方が劣等感を持ち、卑屈な思いを抱いていると

他人から自身が否定されているという錯覚を生じます。

すると、否定されるという妄想から自身の精神を守る為に、他人の存在を否定するという

防衛反応を起こします。

すると、私とあなたの間に対立関係が生まれ、自分の世界に対する認識に他人の評価という

フィルターが加わることで、エネルギーの向かう方向性や量に余分な変化が生じます。

つまり、他人の目を必要以上に意識して生きることになりがちです。

他人の評価を恐れて生きる人生は、もはや自分の人生とは言い難いです。

「何か違う・・・」と思いながら生きるのはしんどいものです。

定年になってから第二の人生をという生き方もありですが、

なるべく早く自分の生き方を探したいものです。

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