来月はもう7月になりますね。
2018年も、7月・8月は各地で花火大会が行われますが、
農村部、水田の近くで行われる花火大会には要注意です。
というのは、
花火の打ち上げ会場は多くは郊外の河川敷などの近くに設置されますが
駐車場から観覧場所までの間に水田が広がっている場合は
農薬の散布された直後の水田の横を通ることになる可能性があります。
農薬の散布時期は、地域や稲の種類、その年の天候や害虫の発生状況にも
よりますので一概には言えませんが、
7月から8月のお盆頃までは地域によって注意が必要です。
(除草剤は田植え前後の5月末から6月上旬ごろにも撒かれますが
花火の時期ではありませんので今回は割愛します。
アウトドアの趣味を楽しまれる人や通勤・通学の方は注意が必要です。
強い臭いで、甘い、あるいはツーンとした臭いがする場合は農薬が散布されている
可能性があります。
散布直後でなくても、特に盆地の場合は、散布後、1週間程度は農薬が高濃度で
水田周囲に留まるとされています。
もちろん法的に規制された農薬ですか、少々吸い込んだ位で急性毒性により体調を害する
可能性は低いと思われますが、喘息をお持ちの方や、呼吸器系統が強くない人は
苦しい思いをすることになるかもしれません。
気になる方は打ち上げ会場や、その周囲がどのような場所なのか
調べてからお出かけ頂ければと思います。