斉藤一に学ぶ、ハエを簡単につかまえる方法

つまらない話ですが、

家の中や職場にハエが入ってきて、叩いて捕まえようとしても

すぐに逃げられてしまう、そんな経験ありませんか?

わたしはむやみに殺虫剤を振りまくのが嫌なので

けっこう叩いて捕まえています。

ハエを捕まえるコツ、は「なるべく空気を大きく動かさないように」

ハエから見て、動きが小さく見えるように手を動かすことです。

ハエからすると、人間が手を振り上げ、振りおろすという動作において

起きる風圧は凄まじいと推測されます。

そう、素早く叩くと言う動作は、手を振り上げるという準備動作が必要である為

ハエから視覚的にも、風圧としても、早い段階で強い違和感として察知されると

思われます。

ハエに「これから叩くぞ」ということを、察知されにくい様にする為には

ハエから見て直線的に、準備(予備)動作を極力少なくして手を出す必要があります。

私のイメージとしては、るろうに剣心に登場する、元新撰組3番隊組長・斉藤一の

「牙突・零式」です(笑)

「牙突・零式」とは、剣術において、相手との距離が限りなくゼロに近い状態で

上半身のバネを使って突きを繰り出す技であるとされています。

ボクシングで言えば、クリンチ状態において、強烈なパンチを繰り出すような感じです。

この「牙突・零式」がハエとりに応用できるポイントは、

人間の体より後ろで、突き(ハエを素早く叩く)の為のエネルギーを作り出すこと、

「突き」というハエから察知されずらい攻撃方法であるということです。

実際、ハエを目の前にしたとして説明すると、

まず、刀では当然ながらハエは突けませんので、

丸めた新聞紙のようなものを用意します。

注意点としては、中心に空洞ができないようにきつく丸めることです。

次に動作ですが、丸めた新聞紙でハエを突くだけですから、斉藤一の「牙突」のように

背部で刀(新聞紙)に強烈な加速を与える必要はありません。

新聞紙の筒を手に持ったら、目標であるハエに照準を合わせたまま

ヒジを後方に引きます。

この時、ビリヤードやライフル射撃のように体全体で構えるのではなく、

ハエから見ると、新聞紙の筒が後ろに下がっただけに見えるように

というのがポイントです。

最後に、「突き」動作ですが、呼吸を整えたり、「イッセイの!」で

突くのではなく、突然突いてください。

自分でも「まだ準備が出来ていなかった」くらい、フライングするような心持ちで

新聞紙を突きだしてください。

呼吸を整えてから行おうとすると、呼吸や体の予備動作が生まれてしまい

ハエに察知される可能性があります。

※ハチとか、刺されるリスクのある虫はやめておいた方が無難です・・・念の為(-_-;)

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