キヤノン、フィルム一眼レフ最後の現行機種「EOS-1v」を販売終了
引用元:ITmediaNEWS
キャノンが同社フラッグシップのフィルム一眼レフカメラの販売終了を発表しましたね。
今はデジカメが普通の時代ですし、フィルムカメラを触る機会は少ないですが
現在のデジタル一眼で撮った写真よりも、昔のフィルムカメラで撮った写真の方が
同等のレンズを使っていても(もちろん違いはありますが)
プリントした際に、何故かきれいに・魅力的に見える時があります。
理由としてまず考えられるのは、アナログレコードとCDの関係性のように
デジカメは、フィルムにあたる撮像素子で受けた光情報をデジタル信号へ変換し、
再びプリントができるアナログ情報へ変換するという過程をたどりますが、
メーカーが意図した、解像の仕方、色情報等の初期設定と使用者の好みが合わない
可能性です。
メーカーや機種によって、標準的としている色も違いますので
同じレンズを使用して同じものを撮っても、プリントされた時の印象は
異なることがあります。
また、別の可能性として、
ノイズ等電気的要因・エラー等によって、そのデジタルカメラが本来設計上
意図した画質を出せない場合や、特定の条件下で正確な色が再現できないなどの
クセが生じている可能性です。
もちろんフィルムカメラのフィルムにも製造時の品質のムラや保管状態による
劣化、X線による感光等、注意しなければいけないデメリットはありますし、
普通に使用する分には、撮った写真をすぐに確認できるデジカメの方が扱いやすいことは
間違いないと思いますが、
デジカメもまれにメモリーカードがエラー表示となり、撮った筈の写真が
無くなることも起こり得るので、大事なシーンは複数枚撮影するなど
注意は必要です。