世の中には、フェイクニュースと呼ばれる偽物のニュースがあるということは有名ですが、
実は、私たちの身近にはもっと巧妙なフェイクニュースがいっぱいあります。
明らかに怪しい内容であれば、フェイクであることがバレるので害は少ないかもしれませんが
大手マスコミや専門家が勢揃いで同じニュースを流すと、それがフェイクだとは中々気づき
づらいものです。
具体的に言及することは避けますが、世の中のニュースはそれが完全なフェイクとは限らない
場合でも、内容の一部が極端にクローズアップされたり、あるいは極端に矮小化されている
こと、
または、大事なニュースを、他のニュースを極端に大きく取り上げることでマスキングする
ことなど、情報のコントロールが普通になされています。
情報は必ず何らかの意図により加工されていること、どのニュースをどのくらいの頻度で
流すかにおいても、背後に意図が働いていることをわかってニュースを見るのと
何も知らないで漫然とニュースを見るのとでは、人生に大きな違いが生まれてきます。
わかりやすい例では、各新聞社・各放送局によって、
同じニュースでも、取り上げる頻度やコメンテーターの話す内容が大きく違います。
また、世の中で流行と呼ばれるものはほとんどは仕組まれたものであることが
少し意識をしてみればすぐにわかるでしょう。
ネットでも同じです。
巨大なニュースサイトや掲示板でも、特定の思想などによる組織的な書き込みがなされる
ことで、まるで世の中の大多数の意見であるかのような印象を閲覧者に持たせ
コントロールするということが日常的に行われています。
私たちはたくさんの情報に触れているようで、情報にコントロールされる機会も
多くなるという危険な時代に生きているとも言えます。
生き方や人生観、世界観でさえ、長期的にみれば外部からコントロールされていることに
気付くか気付かないかで、生き方は大きく変わるでしょう。
どのような生き方が良いかはわかりません。
外部からコントロールされた人生でも
たとえそれが権力者のコマになるような生き方だとしても
流されて生きる方がラクという考え方もあるでしょう。
ただし、多様な情報を知らなければ
自分で選ぶこともできないということだけは断言できます。
是非、情報に自分が(意図せず)コントロールされていないか、
一度検証されることをお勧め致します。