ここ数年テレビドラマがおもしろく、20時~22時、時には23時までテレビを見ていることが多いです。
おもしろそうなテレビが無い時はアマゾンプライムビデオ、またこれがおもしろいんですね。
昔は好きな役者さんが、1人2人居る以外は、ほとんど興味がなかったのですが、
けっこう脇役の(今はバイプレーヤーって呼ぶんですね)役者さんがかっこいい人が
多いなぁって思います。
別に今がヒマで仕方ないって訳でもないんですが、役者が演じているストーリーに興味がある
だけでなく、
役者さんが演じている姿に「かっこいい人生だな」なんて思う訳です。
結局は自分の今の在り方が不満なんかなぁ?って考えてしまいます(笑)
でも、良く「ドラマみたいな人生」なんて言葉があるように、一見同じことの繰り返しの様な
毎日でも、注意深く思い出してみると、結構エキサイティングなやり取りがあったり、
ドラマティックな(そのまんまやん)出来事があるものです。
もしあまり覚えていないとすれば、今となってはあまり重要度が低くなっているのかも
しれません。
ただ、毎日の様にエキサイティングに過ごしている人でも、それが普通になっていれば
自分では気づかないかもしれませんね。
かといって、新たな刺激求める為だけに転職するのもリスクはありますし、
大冒険するには疲れ切っててちょっと無理なんてことも・・・。
そんな時に、もっと気軽に色んな体験してみたいな、なんて時にドラマや映画って良いですよね。
(なんて普通のことを言っているんだろうと、自分でちょっと茫然・・・)
ドラマみたいなセリフが思いつかなくても、ドラマみたいな人生、想像だにしなくとも
俳優さんがかっこよく、あるいはかっこ悪くとも印象的に、私たちにお手本を示してくれる
んですね。
近くに熱い人間が居なくても、ドラマや映画では、主人公が熱すぎる生き方を繰り広げます。
台本があるフィクションと言えばそれまでかもしれませんが、俳優や脚本に引き付けられて、
思わず見てしまうというのは、
こんな人になりたい、こんな人生が送りたいという、日頃忘れてしまっていたり
抑え込まれている願望が、
ストーリーの流れに乗せられて、私たちの意識の表層に浮かんでくるからなのでしょうか?
ドラマや映画を見ることは、私たちの意識にとっては予行演習となり得ます。
子供がテレビのヒーローに憧れて、同じくヒーローを目指すように
私たちは自らを縛っているものを解き放って、もっと自由に憧れを目指しても良いのでは
ないでしょうか。